IXについて <Internet eXchange>

IXとは?

インターネット接続事業者(ISP)などのネットワークの相互接続を目的とした、インターネットの相互接続点(IX:Internet eXchange)です。IXはインターネットを構成するISP同士が無駄な中継をすることなく、経済的に相互接続を行いインターネットにおけるバックボーンを下支えする役割を果たしています。JPIXでは、この相互接続を行うため、接続ISPのトラヒック量に応じた交換機のポート提供サービスを行っています。

IXに接続するメリット

インターネット網の効率的な発展や伝送品質の維持には、インターネット網を構成する多くのインターネットサービスプロバイダー(ISP)やコンテンツサービスプロバイダ(CSP)を相互に接続しトラヒックを交換するIX(Internet eXchange)が極めて重要な役割を果たしています。

IX接続をご検討いただくにあたって

IXの接続にあたっては、下記の点を事前にご理解いただいている必要があります。

BGP4、AS番号

JPIXがご提供しておりますIXサービスは、「レイヤー2方式」とよばれる方式です。この方式においては、JPIXのメンバーとなるユーザ同士は、個々に自分のもつ経路情報を交換していただきます。この経路情報の交換において使用されているプロトコルは、BGP4(Border Gateway Protocolのバージョン4)となります。また、BGP4を使用した経路情報のやり取りには、プロバイダを識別する番号として、AS番号(Autonomous System 自律システム)を取得していることが前提となります。AS番号は、日本ではJPNIC(社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター)で割当てを管理しておりますので、取得方法などはJPNICにお問合せをお願いいたします。また、BGP4運用のコンサルティングをご希望の場合は、JPIXよりBGP4プロトコルの運用コンサルティングを行う会社のご紹介を行っています。

ピアリング交渉

「レイヤー2方式」では、IXポートに物理的に接続しただけでは、IPトラヒックは流れません。JPIXのメンバーとなるユーザ同士が、IXに接続されているルータにお互いの経路情報の交換を行う上で必要な設定をする必要があります。この経路情報の交換を「ピアリング」と言いますが、JPIXのすべてのメンバーに対して自動的にピアリングが可能となる訳ではありません。事前に、自分が希望する相手プロバイダなどにピアリングの希望を伝える「ピアリング交渉」が必要です。「交渉」の結果、相手方の同意が得られた後に、双方のルータに設定を行います。なお、JPIXでは、「ピアリング交渉」や「ピアリングポリシー(例えば、あるプロバイダがピアリングをする・しない、課金をする・しないというポリシーなど)」に関しては、サポートはしておりません(メンバー同士で決めていただきます)。

MLPA

誰とでもピアリングを行うことを希望するメンバーには、多者間相互接続契約(Multi-Lateral Peering Agreement MLPA)をご用意しております。このMLPAにサイン頂きますと、ピアリングコンタクトリスト上にて公開がされ、 基本的にMLPAメンバー間ではピアリングを行う取り決めとなっております。現在、約20社が加盟しております。